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北大カヌー部の部員として、そして何より部長として今回の事故については深く反省しています。
僕は今回魚染めの滝には試験勉強のため参加しませんでしたが、試験がなかったら参加していたと思います。
今回の事故で一番責任があるのは今回の参加者(この中に僕も入っていた可能性が大いにわけですが…)、特に三年目以上だと思います。僕たちは前下った人の中で1分以上滝つぼにまかれた人がいること、下る途中に脱臼した人がいるという情報を知っていました。
それなのに自分たちの行きたいという思いが強く、そのことが全く頭から離れていてしまったというところが一番の反省すべき点だと思います。
とにかくやめるという選択肢をもたなさすぎです。
当日のレスキュー体制についても全く甘すぎだと思います。
はっきり言って事故がおきて当たり前です。
かといって、僕たち行かなかった部員は全く責任がないのかと言ったら大間違いです。
勝手に行ったならまだしも、今回は例会で「今週末、魚染め行きます。」と聞いているわけです。
参加者たちはみんな行きたいと思っているので、その中で「やっぱ、やめた。」と言うのはなかなか難しいことです。(参加者ももちろん冷静な部分を持たなければいけないと強く思います。)
その中で行かないメンバーが冷静に「危ないから行くな!」と言わなければいけなかったと思います。
今シーズンになってからの事故はこれが初めてではなくいくつかありました。
そのために一度安全について例会ではなしました。(その話し合いも不十分であったと今になって思います。)
それなのにまたこのような事故が起こってしまいました。
はっきり言って自分は何も成長していないしただの愚か者だと思います。
今回の事故はカヌー部の安全に対して全く危機感を持っていないこの雰囲気から来ているとおもいます。
もっと部長として川の怖さを肝に銘じ、強く言っていくべきだったと反省しています。
今回のような事故を起こしてしまい大変申し訳ありませんでした。
大沼先生やOB・OGの方々は大変な苦労をしてこの北大カヌー部をつくりあげられてこられたことと思います。
それを僕らの無謀な行動で崩してしまったかもしれないことを考えるとぞっとします。
本来なら今回で活動停止になってもいいくらいだと思うんですが、僕らにもう一度チャンスをください。
もう、絶対事故を起こしません。
次、事故が起こったら部長を辞めるとともに、今シーズンカヌー部は千歳川と幾春別川のスポット練だけしかしないことを約束します。(それは甘いだろうという意見があったら連絡ください、その意見を尊重します。)
2006年北大カヌー部部長 北岡直樹
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