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自分は今回の企画には参加しなかったのですが、この企画が実行されることになったときに部の活動として実行されるのにも関わらず、責任感を全く感じていなかったことを深く反省しています。正直、もしかしたら滝つぼに巻かれるんじゃないかと思い、当初から滝落ち企画自体に疑問を感じていました。はまっても脱ったら出れるから大丈夫というのも疑問だったけど、リーダーが5年目であること、下ったことのある人から情報を聞いていたことから「自分がビビりすぎてるだけで、まあ大丈夫なのか」と思って、特に意見をだしませんでした。
この企画に参加した人は、全員滝落ちしたいと思っているから、やめるという選択肢をもつのは非常に難しい(無理である)のはよくわかります。だから、「まあ死ぬことはないだろう」という軽い気持ちで、めちゃくちゃなレスキュー体制で企画が実行され、今回の事故につながってしまったのだと思います。こんなにめちゃくちゃな体制でも行ってしまったことに正直驚いています。10人も参加者がいたのにも関わらずこの体制を止める人がいなくて、実行されてしまったことが非常に疑問です。また、自分自身もこのメンバーで行くと例会でわかっていたのにも関わらず、何も考えなかったことを反省しています。
この前例会できまった「企画に対して、事前の例会で最悪の事態をシュミレーションをし、全会一致でなければ、その企画は実行しない。」となれば、全員が冷静に企画を考えることができ、参加しない(したくない)人も企画をやめさせることができます。非常にいい案だと思います。とにかく、新しい企画をする時は、もっと考えなければなりません。
また、カヌー部という団体は年目が上がるにつれての責任感の大きさ、上の年目を頼りすぎていることを改めて実感しました。たぶんこの体制で行くと決めたのは冷静さを失った3年目以上の4人だと思いますが、下の年目は疑問を感じた人もいたのにも関わらずそれについてきてしまうのです。下は疑問を感じたらどんどん意見を出し、上は責任の大きさを理解し、一番冷静になり何事も判断しなくてはなりません。
この事故をもっと検証し、今後のカヌー部の活動にとってプラスになる案をもっと考えれば、事故の確率はまだまだ減らせると思います。そして、よりよいカヌー部になっていければ、幸いです。
3年目 泉嘉治
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