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初めて書き込みします。
私も今回の事件は皆が指摘してくれているように防げるものだったと思います。
ラフトとダッキーを過信しすぎだということがよくわかりました。去年の夏ツアーで大歩危小歩危をラフトで下ったとき、正直全く川を怖いと思いませんでした。普段から私はラフトを過信しすぎるところがあり、上級生からも指摘を受ける事が多かったですが、上級生もラフトは万能ではないと思いながらもやはり私と同様に過信していたと思います。だからこそラフトをサポートなしで下らせてしまったわけです。
普段から激流を怖がっている自分がなぜ止められなかったのか。滝落ちの話を聞いたとき、見たこともないし、下った人がいるので、企画を反対する事ができませんでした。滝は滝なのだから危険は想像できたのに私は見てみたいと思ってしまいました。とめる事など考えもせず、自分の欲求ばかりを考えてしまい、その結果多くの人に迷惑をかけてしまい申し訳ありません。
そして実際に滝を見て、想像以上で、やっぱやめたほうがいいのでは…と思ったにもかかわらず、発言しませんでした。上級生はやはり高揚しているようでしたし、あの場で止めることができたのは、やはり下級生だったと反省しています。
下る前にラフトがひっくり返っても、多分こーなって、こーなって、前に吹っ飛ばされるから大丈夫といわれました。今思えば、何が大丈夫なんだ!という感じですし、サポートもいない状態で安全に対して何の保障もないのは、皆が指摘するようにありえないことです。仮にはまらなくても、ラフトを(1,2年目3人を含む)4人で回収するのは明らかに危険でした。(陸から見た感じより流れは強かった)
そして次にダッキーが下り、沈しました。一人が打撲し、もう一人が脱臼をし、目の前で肩を入れてるのを見て、もーやだと思いました。そして早く病院に連れて行かなきゃと。この場合も私はもっと強く言うべきでした。
そしてダッキーだけを桟橋まで戻らせたのはおかしかった。カヤックはすぐには下らないという事がわかったたはずなのに。あの時ラフトメンバーの中で、とりあえず自分たちも一度上陸しようということは一言も話し合われませんでした。桟橋まで行くと滝下まで戻るにはフェリーしてその後150m引っぱって川岸をのぼるということになるので、それをめんどくさがった、と私は解釈しています。そしてこの時点でこの企画を続行する事が決まってしまったようなものです。なぜなら、ラフトに乗っていたメンバーが戻らなかったということは全体で話す機会が失われたという事になるからです。戻らなければ落ちた印象も伝えられません。完全にラフトに乗っていたメンバーが運命を変えました。そしてこのときすでに仲間が肩をはずしたうえに、10秒ほどまかれたという事実も知っていたのですが、脱臼の方に頭がいってしまい、まかれた状況について詳しく聞くということをしませんでした。これは多分次に下ろうとしていた人達にもいえると思います。あの時の自分の行動が情けないです。
大沼先生と長時間話す機会がありカヌー部ができるまでの、そしてできてからの苦労、一からスタートする事の大変さなど色々聞く事ができました。想像以上のものでした。自分が今、のほほんとカヌー部に属している事が恥ずかしくなるほどです。そして、過去に起こった事故の話も聞く事ができ、そのたび、話し合い、一歩ずつ成長してきたのだと感じました。先輩達がカヌー部に費やしてきた時間を想像することができ、自分が今快適にカヌー部にいれることを、先輩方に感謝し、改めてカヌー部を大切にし、これからもよりよいものを作り上げていこうと感じていたのに、このような軽率な行動をとったことで先輩方の努力を無駄にしかけている自分に腹が立ちます。先輩方が積み上げてきた経験が全く生かされてませんでした。
これからどうすればいいとか具体的なことはまだわからないですが、当事者として皆さんにご心配おかけして申し訳ありませんでした。どんな批判もうけます。
なかなかOBOGの方と会う機会はないですが、会ったときはカヌー部に対する思いを聞いてみるとよいと思います。学ぶことが多いです。(少なくとも私は)
ちなみに家に帰って知ったのですが、脱臼は初期固定が大事だそうです。今回左肩を脱臼した人は4回目だそうですが、いままでの3回は右肩でした。のでやはり早く病院に無理にでも連れて行くべきでした。骨系(?)の対処や知識も知っているべきだと思いました。
なんか出来事の感想ばかりになってすいません、考えた事をそのままばーっとかいたので、まとまってないしわかりにくいとおもいますm(__)m
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