|
例会で事件報告を読み、深い落胆と憤りを覚えました。
今まで信頼してきたカヌー部は、メンバーは、一体なんだったのだろうかと。
こんなに情けない、幼い団体だったのかと。
事件当日に当事者たちがとった行動は、納得いかない面があるけれど、
他の人が記述してくれてるので、割愛します。
ただ、今回の事件は、起こるべくして起きた事件だと思います。
横塚が巻かれる以前に、幾つかの前兆がありながら、
その瞬間瞬間の判断を誤ったために起きたのだと思います。
情報収集と言いますが、事件当日以上の情報を持っていたとしても、
ブレーキのきかない雰囲気だったのでしょう、事件は起きていたと思います。
■5年目へ
今のカヌー部での立場をどのように捉えているのでしょうか。
院生とはいえ、OBです。現役ではないです。
学部時代に培ったことを元に、部に還元していく立場だと思います。
(この点に関して私も及ばない点がありますが…)
北大カヌー部として活動する限り、事件や不祥事が起きれば、
全責任は部長に課せられる、ということを肝に銘じるべきだと思います。
今までカヌー部がカヌー部として活動できたのは、
幾多の困難も乗り越えながら、
大沼先生はじめ、多くの先輩方が築き上げてくれたおかげです。
また、カヌー部を支えて下さっている道内の団体、
公認団体として活動を認めてくれる大学側の支援ももちろんあります。
今回の事件で、上記の方々、団体から信頼を失ったこと、
今までのカヌー部を全く別物に変えてしまったこと、
また現役部員に、そして、今後入部してくるであろう部員に多大な迷惑を
かけていることを深く反省して欲しい。
そして、立場上意見していない下級生もいることを知って欲しい。
(部としてよくないことだが)
同じ5年目として、同期を非難するのは大変心苦しいですが、
これが現時点の私の思いです。
■カヌー部に望むこと
申し訳ありませんが、土曜日参加できませんので、
今回の事件と若干ずれる部分もありますが、ここに述べさせていただきます。
毎年座学を行い、皆が同じ知識を共有しあっています。
「机上の理論」は幾らでも言えるけれど、
現場でパニック状態のさなか、それが生かされないのでは意味が無い。
でも皆人間なんだから、時には正しい判断ができないこともある。
だからこそ、あれ?と思ったとき、先輩後輩という余計な遠慮はいらないから、
異論を唱える勇気をもとう。
「何とかなる」と勢いでやってしまうスタイル、私は嫌いです。
特にカヌーをする時。
目先だけを追いかけ、先を見据えたプランニング力が欠けている気がします。
そして時には一歩立ち止まって冷静になること、ブレーキをかける必要があると思います。
最後に。
今までカヌー部は、カヌーをしなくても
カヌー部のメンバーでいられる、
例会に行って、楽しめる、そんなサークルだったと思う。
これから例会のスタイルが変わっても、そういう雰囲気であって欲しいと思う。
また、だれもが居心地のいいと感じられるカヌー部を創っていきたいと思う。
5年目 松本千夏
|
|